2007年05月08日

締めて153万5千211円也

153万5千211円は何の費用でしょうか。朝日新聞を定年退職されたプレ団塊世代の森哲志さんが352日かけてアジア25ヵ国を一人旅した旅行の総費用です。

昭和22年から昭和24年生まれを団塊世代と呼びます。それよりも前に生まれた、昭和18年から昭和21年生まれをプレ団塊世代と呼ぶようです。

大なり小なり、プレ団塊世代も団塊世代と同じように戦後の受験戦争等の荒波に揉まれて社会人になって、日本の社会で新しい価値観を創生した世代と言えるでしょう。

みなさんは、ゴールデンウイークをどのように過ごされましたか。私は家族と近場で遊んだ合間を読書三昧で過ごしました。何冊か読んだ本のうちで、印象に残った本を紹介しましょう。

今日は「団塊諸君 一人旅はいいぞ!」の紹介です。

この本は、昭和18年11月生まれの森さんが、定年で記者生活を終えて、新たな人生を見出すべく、「地球の歩き方」を片手にリュックサックを担いで、韓国釜山を起点にアジアの安宿を泊まり歩いて、ヨルダンから帰国するまでの一人旅を綴ったドキュメンタリーです。

当時26才の沢木耕太郎さんが香港を起点にユーラシア大陸をバスで旅して書いた、いまでも読み継がれているバックパッカーのバイブル「深夜急行」の向こうを張って、森哲志さんが団塊バックパッカーのバイブルとすべく「シニア急行」を書きました。「団塊諸君 一人旅はいいぞ!」です。

沢木耕太郎さんは昭和22年生まれですから、まさに団塊の世代に属しますね。

旅の途中でイラクのサマワで活躍する自衛隊の活動を取材して、新聞・雑誌に寄稿したり単行本を書きあげたりしたあげく、旅に持参した携帯パソコンの故障をきっかけに、当初計画していたシリア、レバノン、トルコ、ヨーロッパ、北米旅行を中断して、ヨルダンからひとまず帰国して新たな仕事を始める顛末を読むと、良い意味で、まさに森さんは負けず嫌いで知られる「団塊世代」ですね。

「深夜急行」ではパソコンもインターネットも出てきません。「シニア急行」では森さんがパソコンとインターネットを活用して旅を続けました。約20年という本の書かれた時代の違いを実感します。

アジアの安宿で、定年バックパッカーがゲストハウスにたむろする若者達と情報を交換して旅を続ける「シニア急行」の記述を読むと20年前と変わりません。

配偶者と一緒のパッケージツアーに飽きたら、森さんのようにリュックサックを担いで個人旅行を楽しむのも面白そうです。私も「シニア急行」に挑戦して見たくなりました。


団塊諸君 一人旅はいいぞ!

深夜急行(1)

タグ:団塊世代
posted by SmallTalk at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/41164659

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。