2010年03月18日

フジテレビ開局50周年ドラマ「不毛地帯」

昨年の10月から放映されていたフジテレビ開局50周年ドラマ「不毛地帯」が先週最終回を迎えました。ご覧になりましたか?面白かったですね。ご覧になっておられない方はフジテレビの特設サイトで全編の粗筋を読めます。

フジテレビの特設サイトはこちらです。
  
フジテレビ開局50周年ドラマ「不毛地帯」

山崎豊子原作の小説「不毛地帯」をもとにしたテレビドラマです。近畿商事(伊藤忠商事がモデルとされます)を舞台に、戦争俘虜としてシベリアに11年間抑留されて帰国した元大本営参謀陸軍中佐壱岐正(瀬島龍三がモデルとされます)が活躍するドラマです。

不毛地帯1(文庫)


このドラマを見ると、帰国して入社した壱岐正一人の大活躍のおかげで、繊維を扱う小さな商社に過ぎなかった近畿商事が大企業になれたと誤解してしまいます。マスメディアの影響は大きいですね。実際のところは、伊藤忠商事で活躍された多くの人達の業績を壱岐正の活躍に集約したフィクションといわれています。

綿花相場で50億円ほど損失を出した大門社長に退任を迫る副社長の壱岐が、社長職を退いても未練がましく会長職に留まり院政を敷こうと画策する社長の大門を諌めて、相談役になって経営から手を引けと迫る場面が出てきました。大門は相談役に退き、壱岐は退職して、シベリアの原野にある墓地で、過酷だった抑留生活の日々を思い出しながら、死者に向かって手を合わせる場面でドラマが終わりました。

実際の所、瀬島龍三さんは伊藤忠で昇進して、副会長、会長に就任しておられます。越後正一さんがモデルらしい大門社長がでてきますが、越後正一さんは綿花相場で損失をだすことも無く、社長を退いた後、会長に就任しました。越後正一さんが社長の時代に、非繊維部門の拡充と海外進出を推進して、伊藤忠が大発展したといわれています。

瀬島龍三さんについてもっと詳しく知りたい方は下の本を読むと良いですよ。

瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫) (文庫)


沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫 (文庫)


祖國再生 (PHP文庫) (文庫)






posted by SmallTalk at 19:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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